〜湖三神劇場〜

「新しいお洋服」

ある日のこと。新しいお洋服が届きました。

「きゃ〜このお洋服すっごく可愛い〜」

「早速封を開けましょうか」


お洋服を取り出しておおはしゃぎのえむりっちゃん。

「ねぇ、この服今すぐ着てもいい?」

「構いませんよ奈廼さんから許可おりてますんで」


一方あぐのむ君は
「というかいつの間にこんなクローゼットが出来たんだ?!」

と若干腑に落ちない様子。
「この服着れるかなぁ」

「よく見たらその服インナーとアウターが分かれてますね
とりあえず着れそうなアウターだけでも着てみますかね」
「じゃ〜ん!!どうお?」

「えむりっちゃん、凄く似合ってマスvv」

「う〜ん・・・何だか、
春を通り越して一気に夏になった、て感じの服だね」





一同「・・・・・・。」
そこでユクちゃんからの提案。

「えむりっちゃん、その服だけでは寒いでしょうから
上にこれでも羽織りません?」


「うん、そのほうがいいね」
「じゃあそーするー」
〜上着着用後〜

「どう?これでいい?」

「えむりっちゃんすごく可愛いですvv
文句ナシです♪」




「・・・ねぇ?ボク用の服はないの?
さっきからずっとえむりっちゃんの服ばかり・・・」
「そーですねぇ、あぐのむ君試しにコレ着てみません?」


「め、メイド服ぅ〜?!ボクそんな趣味ないんだけど;」
「いーから着てみなさいな」

「ちっしょうがないな〜ブツブツ」
「ってコレサイズが合わないんだけど!(怒」


「あらー、あぐのむ君には小さすぎましたか;


ワタシとしてはあぐのむ君のメイド姿が見みてみたかったんですけどねぇ;」


「もう・・・ユクちゃん・・・どういう趣味してるの・・・

というかちゃんと着れる服出してよ」
「う〜ん・・・クローゼットの奥からこんなドレスが出てきましたが・・・
これなら多分あぐのむ君でも着れるかと思います」


「えっこんなドレス着てもいいの?!」

「い い ん だ よ ♪」
〜ドレス着用後〜


「こ、こんなドレスを着てしまってもいいんだろうか・・・。

まるで、ボクが『ボクじゃない』みたいだ・・・(照」

「うふふ、似合うよ、あぐのむ『ちゃん』♪」
うきゃ〜

「何だかボク恥ずかしくなってきたよ〜(逃」

「あ、あぐのむ君どこいくの」

「にしてもあぐのむ君が『うきゃ〜』なんて声上げるのは
初めて聞きましたねえそんなにヤバかったのでしょうか;」

これで第5話はおしまい。


最後に:
今回使用した洋服は奈廼手製のものではなく
シ●バニアファミリーのものを使用しています。
なおこれらの洋服の大半は非売品であり、一般販売は
されていませんのでご了承願います。

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