〜湖三神劇場〜

「あぐのむ君が・・・」

何やら着物を唐突に
突き出したえむりっちゃん。

「あぐのむ君、これ着るの!」

「え、コレキミの着物だよ?」
「いいから着るの!!」


「わ、わかったよ・・・。」
「ほら袖通して」

「うん」
「帯は私が結んであげるvv」


しゅしゅ
「出来上がり♪」

「ありがと・・・でも、何か違う気が・・・;
ユクちゃん呼ぶね・・・
お〜いユクちゃ〜ん!!」



「はーい呼びましたかー?」
どさどさどさっ

「ぅわっこれまた沢山の着物持ってきたねー

・・・って言ってもボクとユクちゃんの分だけど;
「あー帯の結び方間違えちゃってマスね;

ワタシが直してさしあげましょう」


しゅるしゅる
「はい、これでよしと」
「ところで何・・・?さっきから
えむりっちゃんの妙な笑みが気になるんだけど・・・;」
(・・・何だかやな予感・・・手に持ってるアレが・・・;)

「なーんかさー、あぐのむ君の
頭がさみしい気がするんだよねー(ニヤニヤ」


「え、何ボク頭ハゲじゃないよ?!」
「そーいう意味じゃなくて!!
ユクちゃん、しっかり押さえてて!!!」

むぎゅ
「え!?何ナニ??!!Σ(@Д@;
一体何が始まるの?!」
「ていうかボク思いっきり拘束されてるんですけど
一体何をする気なんだよキミたちは!!


「いいからじっとして!!コレつけるの!!」

「まさか・・・(汗」


ぶすり

「い゛っ!!だぁ〜〜〜〜〜!!!
もう!!何するんだよ!!
頭にモロ刺さったじゃないか!!(怒」


「だって飾りをつけなきゃねぇ・・・」

「飾りをつけるつけない以前の問題だよコレは!!

・・・って、ナニ?ユクちゃん・・・その手に持ってるのは・・・」
「まさかまた付けるつもり!?」

「大丈夫ですよコレはそんなに痛くありませんから」
すっ

「ほら痛くなかったでしょう・・・?」

「うん・・・さっきよりは・・・。」


いつの間に何処からか宝石箱を出してきたえむりっちゃん。

「でね、次にあぐのむ君に付けるアクセサリは
これがいいと思うんだ」


「あーそれいいですねぇ」

「・・・・・・・・・。」
「お〜ま〜え〜るぁ〜
い〜加減にしろ〜〜〜〜!!!!(怒」




〜(逃


えむりっちゃんとユクちゃんに散々弄ばれた踏んだり蹴ったりのあぐのむ君でした。

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